#070 ページ21
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you side
『ん…』
眩しさを感じて目をうっすら開ける
目の前にはゆっくりと上下する暖かい、胸板
『っ…』
驚いて目を見開いた
色々と一瞬で思い出して離れようとするけど
背中に回っている太い腕と
足に絡みついている重たい彼の足が離してくれない
『……スンチョルさん、』
SC「…ん」
腕に抱かれながら顔をなんとか覗き込むと
眉間に皺が寄っていて苦しそうな寝顔のスンチョルさん
もしかして魘されてるのかもと思って
彼の頬をツンツンとつつきながら名前を呼ぶと
小さく声を漏らしながら目を少し開けた
SC「……ソラ、？」
『おはようございます』
SC「…はよ」
今度は幸せそうに目尻を下げて笑いかける
この笑い方、すごく好き
『寝ぼけてる？』
SC「…うん」
『まだ起きてない？』
SC「うん、多分…」
クスクスと笑ながらおでこをくっつけて笑う
本当に寝惚けているのか、目が覚めているのか…
『ね、外いい天気だよ』
SC「……うん」
『んっ…ちょっと、』
やっぱり寝惚けてなんかいない
確実に私の唇に何度もキスしてくるもん
顔にかかった前髪をさらりと撫でながら避けて
顔中にキスの雨が降ってくる
『んぅっ…、ンっ』
くぐもった声が緩くなった私の唇から溢れ出る
恥ずかしくてこんな声、出したくないのに
それなのにスンチョルさんからのキスは止まらない
『んむ…っは、ぁ…ん』
SC「ん…っは」
段々と激しくなるキスの嵐
朝から止まる事のない刺激にクラクラする
だけどスンチョルさんの切ない表情が気になって
何かいつもと違う気がして嫌だと言えない
『んぅ、すんちょるさ…ン』
SC「っはぁ…可愛い、」
『んっ…』
SC「好き、めちゃくちゃにしたい…好き」
『ゃっ、あ…なに、』
話をしたいのに一方的な口付け
戸惑う私の舌を絡みとって甘く噛まれる
溢れる声はどうしようもなく、酷く甘い
『すんちょるさん…っ…、どうしたの？』
やっと文章になった言葉
私とバチッと目が合うとやっぱり切ない表情
SC「…人の気も知らないで」
『…、なに？』
SC「いや、なんでもない」
『……どういういみ？』
SC「なんでもないよ」
頭を撫でられて胸がギュッと締め付けられる
SC「…好きだよ」
またゆっくりと近付く唇に抵抗はしなかった
彼の"好き"が嬉しいと思ってる自分がいる
同じように返したい自分がいる
だけど彼の表情に胸がザワザワとして返せなかった
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ちゃんこ(プロフ) - みんぐさん» 【みんぐ様】えーん！やっとくっつきました😭私もこの2人が好きで尊いので嬉しいです！トラブル多そうですけど(こそっ) (4月14日 13時) (
レス) id: 9987978b3a (このIDを非表示/違反報告)
みんぐ(プロフ) - あーやっと！この2人尊すぎます🥹2人のイチャラブカップルなたまにトラブルな日常が見たいです🩷 (4月13日 20時) (レス) id: 1088f90b52 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんこ(プロフ) - ちゃみさん» 【ちゃみ様】コメントありがとうございます！もどかしくて私も眠れません😖引き続き楽しんでください！ (4月11日 8時) (レス) id: 9987978b3a (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんこ(プロフ) - みんぐさん» 【みんぐ様】苦しいです…！くっつきそうで…くっつかない！堪らん！って感じですね☺️笑 (4月11日 8時) (レス) id: 9987978b3a (このIDを非表示/違反報告)
ちゃんこ(プロフ) - ももこさん» 【ももこ様】fearからの応援ありがとうございますっ！早く幸せにしてあげたいです…イチャイチャさせたい！笑 (4月11日 8時) (レス) id: 9987978b3a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃんこ
| 作成日時：2024年3月28日 19時
