2話 ページ3
『遊征ただいま〜、、、って、何で君いるわけ?榊君』
今日の夕食そして明日の朝食の材料を買って弟遊征のいる家へ帰った時そこに見えたのは3skmだった
『仕事終わりに見る顔がそれとかイジメ?あ♡魁星君はゆっくりしていってね♡』
魁星「ありがとうございます」
とにっこり笑う
その笑みに吐血しそう
その喜びを噛み締めていると
榊「キモ」
『パチンカスが何を言うか』
さっさと執事モードになってご主人様の元へ帰れ
と言うと「休みなんで」とウザいほどのキラキラスマイルで返される
遊征「毎回毎回バトらないでよ!!」
『、、ごめん遊征』
榊「ブラコンはモテねぇらしいっすよ」
『いっぺん死ぬ?』
生意気な口しかきないこの男、榊ネス
初対面から「弱そう」とか言う失礼極まりないことを言ってからずっと煽りに煽ってくる
悔しいのがあってすぐ、こいつの事を美少年と少しでも思ってしまったことが実に悔しい、謎の敗北感を覚える
榊「、、、」
スマホを弄る彼の横顔に目を向ける
長いまつ毛に色素の薄い髪と瞳、色白
リップ塗ってないのに唇ツヤツヤだし、女子かよ
黙ってれば綺麗なんだけどな、、
『まぁ私は魁星君が推し♡』
榊「なんすか急に」
『顔に合わないふわふわした感じ、あのギャップたまらないよねぇぇ、いい子だし♡』
隣にいた魁星君の手を取る
『なんかあったらいつでも連絡して!3分で駆けつける』
「ありがとうございます」とまたもやあのズルイ笑みを浮かべる魁星君に心臓を打たれていると魁星君の隣によりコソコソの何か話す榊君
榊「今度カップ麺買ってきて本当に3分でつくか試そうぜ、成功したらお姉さんがきた時が食べ頃ってわけだろ?」
『あぁ3分で君のことをボコボコにするのもできそうだね』
榊「何かおっしゃいました笑???」
まじっで嫌いッ!!!!
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作者名:のりまきチャン | 作成日時:2024年3月28日 1時