ktmの姉はパチンカス執事と不仲 (ページ11)

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１０話ページ11

『けっ！何だよあの反応、可愛くないの』

そう思いながら頼まれた庭の掃き掃除をする
こんな広い庭本当に今日だけで終わるのか、、？

ため息をつきながら掃除をしていると

『あれ、？』

庭のベンチでつまらなそうに足をぷらぷらとして下を向いている少女、中学生くらいかな

ってあの高そうな服、もしかしてだけど

『何かございましたか？』

？「ぇ？貴方、、」

声をかけると少しびっくりして顔をあげる

『初めまして、先日から訳ありでここで働いています呪術師の北見Aと言います』

『レイラお嬢様、でしょうか』

レイラ「そう、だけど、、」

やっぱり、この家の長女であり長男であるルイ様の妹君様だ
ひぃ、綺麗なお顔立ち
確か奥様が北欧の血の入った方だっけだから色白で綺麗なブランドの髪に青い目、本当に漫画やアニメのお姫様だ

浮かない顔だけど

『何かあれば、言ってください』

とお嬢様の隣に腰掛ける

レイラ「つまんないの、、」

『つまらない？』

レイラ「皆仕事仕事で構ってくれないし、お父様達は勉強しろとかしか言わない」

レイラ「学校の友達とも遊ばせてくれないの、行きも帰りもネスが迎えに来てて友達と帰れないし」

レイラ「兄様は優秀だから私も見習うよう言われたり、、もう家にいてもつまらない」

なるほどねぇ、
お嬢様らしい悩みだ
確かにお兄様のルイ様は確か全国模試3位以内常連
頭いいのか頭おかしいのか、、やべ怒られる

『、、お嬢様少し手を貸していただけませんか？』

レイラ「え？うん、」

出されたその手を握る
おぉ、、結構見える人じゃん

これは都合がいいね

『お嬢様、私の余興ご覧になりますか？』