出来れば関わりたくなかったデス [ HQ ]

Ep.6 ページ8

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『おはよー、リナ 。 朝早かね』






リナ「 今日は朝から早速部活の朝練見さして貰っとったんよ 。参加は明日からする予定なんやけどな 。」



『 さすが推薦、部活始まるのも早かねぇ 。 』








机に鞄を置いてリナの前の席に腰をかける 。






リナ「Aは結局帰宅部なんか？折角なんやからなにかすればええのに 。」




『中学時代に部活で青春味わってるからもうよかかなって 。お腹いっぱいやもん』









部活に明け暮れてたあの頃が懐かしい
試合に勝つ為に必死で先輩達に食らいついてたあの頃が






＿＿＿＿＿＿＿＿









リナ「 そんじゃアタシこの後バスケ部んとこ行くからまた明日な〜」



『 うん、部活頑張ってね 。 』








午後の授業も終え、放課後の鐘が鳴る




リナは部活で私は明日の弁当と朝ごはんで使う食材を買いにスーパーへ直行 。それに加えてお母さんが買い忘れてた味噌も









それにしても、





『 この坂登らんと行けんとか大変すぎる。お年寄りの人とかの事考えたとこにスーパー建てんば ... 』





というのも
買い出しを頼まれたスーパーが結構な急斜面の先にあるのだ。




『(気合い入れて登るしかない)』




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『 はぁ、はぁ... やっと着いた 。 これくだり転ばんように気をつけんばやね 。 』





何とかたどり着いた私は食材と頼まれた味噌を買い、会計をすぐに済ませ買い物袋を片手に店を出た 。







「 ちょっと買いすぎたかねぇ、爺さんもおらんし困ったわぁ ｣



『 ( ん、？ ) 』




声の先には重そうなレジ袋を両手に抱えて

辛そうにするおばあちゃん 。







そして目の前にはあの急斜面







『 (この下り坂は流石に危ない) .. おばあちゃん、良かったら家までその荷物運ぶの手伝いましょうか、 』






婆「 いいのかい ？」


『 勿論です 、 でもあんまりここら辺の地形詳しくないから
おばあちゃん案内して貰ってもよかやろか ？』




婆「 助かるわぁ。ほな、お願いしようかね 』




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婆「 Aちゃんありがとねぇ 」



その言葉にやっと着いたのか安堵の息が漏れた 。


目尻の皺をくしゃりと寄せて笑うおばあちゃんに
『 全部持ちます 』とは言ったけど、まさかこんなに重いとは思わなくて腕もげるかと思ったんやもん((

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