出来れば関わりたくなかったデス [ HQ ]

Ep.1 ページ3

Aside











ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ .. ﾋﾟﾋﾟﾋﾟ 、



『 ンん ゛、あと3分寝さしてください目覚ましさ.. ん 』








現在 7 : 30 分

布団から顔を出すと朝日がチカチカと顔を照らす 。











母 「 Aはよ起きなさいー！ 」





『 入学式はこんな早くからないやん 、もうちょい寝さして..』






このお布団ふかふかで出たくなくなっちゃうんだもん









母 「 何言ってんのおバカ 、 入学式は昨日済んだでしょうが！
バスとか電車じゃないからって油断しすぎ！ ｣








叫ぶ様に１階から話す母の声に

カレンダーへまだ覚めない目を向ける 。









『 ... ハｯ ！ 今日から普通に学校やん、はよ言ってよ
お母さん！初日から遅刻とか嫌なんだけどｯ 』










ベッドから飛び起き階段を急いで下ると、

呆れた顔をした母親の姿があった。











母 「お母さんは何度も起こしましたよ、お寝坊さん 」







ぅ゛.. これは昨日遅くまでゲーム動画見てたせいだ
早く変な時間に昼寝したら夜寝れなくなっちゃうんだよ









『 寝癖はなしっと 、 時間ヤバいしもう制服着て出ないとや』








お母さんはこうなる事を予測していたのか

ご飯をおにぎりにしてくれて、
弁当箱の近くに置いてくれていた









幸いにもメイクにあまり興味のない私は

朝の準備は直ぐに済んでしまう








最近の女の子はみんなスクールメイクとやらをしてるんだろうけど、 私はそういうの知識ないし何よりオシャレに興味が全くないのである







そんなこんなで新品の制服に腕を通し、靴を履けば

お母さんが玄関まで見送りに来てくれた 。











母 「 Aなら平気だと思うけど、中学とは全く違う
環境なんだからね 、 無理しないように楽しみんしゃい 。 」





『 ありがとうお母さん 、 友達出来たらすぐ教えるね！ 』






頼んだわ。 と笑いながら手を振る母親に手を振り返し
玄関の扉を開け、走り始める









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