チベスナ3 ページ4
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Aside
A遅いってー。とチームメイトにちょっと怒られて、女バレの体育館に戻った。
『あー、さっきのチベスナくんめっちゃ可愛かったなぁ…。』
あんたってホンマに好み変わってるよな。って言われたけど、チベスナ可愛いやん。
あのほっそい目とか、無気力な感じとか、、
そしてチベスナくんを頭の隅に置きながら、自主練に励んだ。
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入学式からしばらく経ち、今年初めての委員会。
なんと、じゃんけんで見事に負けてしまった私は体育委員になってしまった。
『、、めんどくさいー。バレーしたい、、。』
ホンマにバレーバカやなぁ。と笑われた。
そして来たる体育祭の準備のため、集められた体育委員の中に見知った顔が居た。
『あ、角名くんやん。』
「、、九尾先輩、。」
なんと角名くんも同じ体育委員でした。
『、、なんか意外かも。こーいうのめんどくさがりそうやのに。』
「いや、じゃんけんで負けて、仕方なくやってます。」
『ははっ、私と一緒やん。』
なんか仲間がおったみたいでちょっと嬉しかった。
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そして、委員会は刻々と進んでいき、
チラッと隣の角名くんと目が合った。
『、?、どーかした?』
「、、いや、。」
角名くんの視線の先には私の筆箱についているキーホルダー。
『あ、これ?、、可愛いやろ?
チベスナ。』
私のお気に入りのチベスナキーホルダー。
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ゆなちぃ(プロフ) - すなりん尊き⭐︎しれっと可愛いって言ってくれるのマジで神⭐︎更新楽しみにしています! (4月20日 16時) (レス) @page20 id: 12bc517e5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:むぎむぎ | 作成日時:2024年3月28日 0時