樹くんと秘密の恋始めました (ページ16)

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大好きな人やからページ16

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「「樹くんと付き合った？！」」

『声大きいって、！』

私がそう言うと開いていた口を両手で押さえる5人。仲良しだね君たち。

今日は雑誌撮影の仕事で6人全員揃っていたため、樹くんとのことをお伝えすることに。

岸「仲良いとは聞いてたけど…まさか彼氏彼女になってるとは、」

髙橋「岸くんの言い方なんかおじさんみたーい」

岸「なんで？！」

平野「いつから？」

神宮寺「もしかしてSixTONESさんのライブの見学行った時？」

何で分かったの、？

図星か、というような顔で笑うジンくん。彼エスパーなのかな。

永瀬「それほんまなん？ドッキリとかちゃうん？」

『本当だけど…どうしたの？』

永瀬「 …ちょっとトイレ行ってくるわ。先スタジオ行っとって」

そう言って楽屋を出て行く廉くんの背中を見ながら私はここに来る途中で買ってきた水の入ったペットボトルを傾ける。

『廉くん体調悪いのかな、？』

平野「あれはそういうのじゃないよ」

髙橋「モテる女は大変だねえ」

『どういうこと…？』

2人の言葉にうんうんと頷く優太くんとジンくん。

4人の中では言葉の意味が通じ合ってるようで私は完全に置いてきぼり。心配だし迎えに行こうとすると「そっとしておいてあげな」と紫耀くんに止められる。

大丈夫かな、廉くん。

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